経営への警笛
まえがきより
「原価はいくらか」ということは、経営者にとっては切実な問題である。それだからこそ、貴重な費用と労力を使って、原価を計算させるのであるが、果して経営者はその結果に満足しているであろうか。
経営者は、経理マンから提出された原価計算を見たときに、その難解な理論と独善的な手法にまず反発を感じ、次にはそこに示された数字に、何かわからぬが、現実との遊離を喫ぎとるのである。
しかし、専門家の理路整然とした説明を受けると、なんらの理論的反論も実際的反証もあげ得られずに、納得のいかないままに承認しなければならないという奇妙な立場に追い込まれるのである。であるから、いったん事あるときには、原価計算の結果を無視して、勘と度胸によって決定を下すことが多いのである。無視するような原価計算なら、やらないほうがいいということになりそうなものであるが、やらなければ不安でもあり、ここに経営者の困惑がある。”半信半疑”こそ、従来の原価計算の受ける待遇である。
とありますが、痛いところをついていると思います
我々もしっかりと学び、システムをつくり込み
多くの企業さまのお役にたっていきたいとおもっております
なかなか読み応えのある一冊ですが
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最近読んでよかった本
1位『経営者になるためのノート』
6位『プロがやっている これだけ!会計&会社分析 (日本経済新聞出版)』
9位『法則』
10位『プレゼンテーション Zen 第3版』

上の子が幼稚園で発表会の練習が楽しいみたいで
すんなりと登園してくれます
好きなこと・得意なことをやれることは大事ですね
日々是新